下水道を整備 浸水から守る

複合型雨水貯留システム

ダブルポート

維持、メンテナンス性を高めた複合型雨水貯留槽。

「ダブルポート」は、コンクリート製貯留槽のメンテナンス性とプラスチック製貯留槽の経済性を組み合わせることによって、経済性・機能性・利便性を追求した新発想の雨水貯留システムです。

1.優れた経済性
二次貯留部にプラスチック槽を利用することで経済的なシステムが構築できます。

2.維持管理が簡単
流入土砂は設計によりプレキャストコンクリート貯留槽に堆積させることが可能なため、施設全体の維持管理が容易になります。

3.工期短縮
槽の構築には、大型重機での施工比率が低減されます。人力施工比率が向上する事で工期短縮がはかれます。

4.土地の有効利用
複雑な形状や狭い用地でも、プレキャストコンクリート貯留槽とプラスチック貯留槽を自在に組合せることができます。

システムの概要

単独槽(プラスチック)の場合


  • 槽全体に渡り土砂の流入・堆積の可能性がある。
  • 満水になるのは供用期間中に数度あるかないか

十分なメンテナンスが困難

複合槽(ダブルポート)の場合(コンクリート槽+プラスチック槽)


頻度の高い降雨時
まれに発生する大雨時
  • 土砂流入は一次貯留槽内のみとなり、メンテナンスが容易。
  • 一次貯留槽内の雨水は、貯留容量を超えない限り逆止弁により二次貯留槽への流入が抑止される。
  • 一時貯留槽の容量を超えた雨水は二次貯留槽へオーバーフロー。
  • 二次貯留槽は雨水越流、土砂流入の頻度が極めて低く、メンテナンスが不要。
  • 二次貯留槽に貯留した雨水は、一次貯留槽内の水位低下に伴い、一次貯留槽内へ自然流下する。

コンクリート槽、プラスチック槽 各々の利点を生かし、最適な複合槽を構築


メリット デメリット
コンクリート槽
  • 流入、流出部の構築が容易で、 流入した土砂等の搬出も容易
  • 道路下や建物下への計画も可能
  • 形状・規模により、不経済となる 場合がある
  • 大型の重機を要する
プラスチック槽
  • 経済的である
  • 施工が容易で早い
  •  中に人が入れず メンテナンスが容易でな

ダブルポートのしくみをわかりやすい動画でご覧ください。

コンクリート製貯留槽のメンテナンス性とプラスチック製貯留槽の経済性を組み合わせることで、
経済性・機能性・利便性を追求した新発想の雨水貯留システムです。

性能証明

2018年3月に(公財)下水道新技術推進機構により、以下に示す性能を認められました。

  • コンクリート槽は、設計により粒径0.075mm以上の土砂を沈砂する機能を有する。
  • プラスチック槽が、下記の強度を有している。
    ①鉛直方向圧縮強度:T-25 最小土被り0.5m
    ②水平方向圧縮強度:最大埋設深さ0.6m相当
  • プラスチック槽が、軽量で人力による施工が可能で
    ある。
  • コンクリート槽とクロスウェーブの連結部に使用する
    固定金具は、遮水シートの伸び率5%引張強さに対し
    耐力を有している。
  • 越流開口部が、内・外水圧に対して0.06MPaの水密性能を有している。

 

施工事例

貯留容量:200m3 (一次貯留槽:115m3、二次貯留槽:85m3)

 

貯留容量:2578m3 (一次貯留槽:154m3、二次貯留槽:2424m3)

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