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HS モルタル

特殊無機系プレミックス材と補強維の組合せにより3種類のモルタルを実現。製品用途・使用条件により、使い分けが出来ます。

●HSモルタルの種類

種類 使用材料
プレミックス材 補強繊維
HSモルタルP07 Lタイプ 有機繊維
HSモルタルP10 Mタイプ 有機繊維
HSモルタルS12 Mタイプ 鋼繊維

鋼繊維

1.優れた経済性
製品の用途により、HSモルタルの種類を選択することができるため、過剰な設計を防止できます。
鋼繊維補強のHSモルタルS12については、「超高強度繊維補強コンクリートの設計・施工指針(案)」に準じたひび割れ発生強度(曲げ許容応力度)と引張軟化特性を確保しつつ、圧縮強度を低減して経済性を追求しました。

2.高い現場加工性
製品を無筋構造とすることができるため、現場での切断、削孔等の加工が容易にできます。

3.軽量化の実現
高強度なため、部材の薄肉軽量化が可能になります。

4.様々な用途に使用可能
高い流動性を有しているため、細かな模様を有する意匠性材料の製作も可能です。

性能

●強度特性比較(設計値)

項目 単位 HSモルタル
P07
HSモルタル
P10
HSモルタル
S12
普通
コンクリート
高強度
コンクリート
圧縮強度 N/mm2 70 100 120 ~36 ~60
曲げ強度 N/mm2 9.0 12.0 24.0 ~5 ~9
引張強度 N/mm2 6.0 8.0 15.0 ~3 ~4
ひび割れ発生強度
(曲げ許容応力度)
N/mm2 6.0 8.0
静弾性係数 kN/mm2 30.0 37.5 42.5 25 40
※強度特性は所定の養生完了後の設計値です。

●中性化深さ

HSモルタルS12の中性化深さは113週(100年経過相当)で0mmとなっており、内部の鋼繊維の発錆に影響を与えません。

促進中性化試験
※中性化深さの試験は


●収縮量
HSモルタルS12の所定養生完了後の収縮量は、250μ以下で、普通コンクリートの約3分1の収縮量となっております。

長さ変化試験
※縮量の試験はJIS A 1129-3 に準拠

 


●引張軟化度
HSモルタルS12において、部材厚2/3の切りこみを入れた曲げ試験体を作成し、変位量を測定しながら曲げ試験を実施しました。最大応力度25.4N/mm2で、ひび割れ幅0.92mmまで応力度24N/mm2以上を保持し、ひび割れ幅5mmまで試験体が破断することなく変形しており、十分な強度・耐力・靭性が確認されました。

促進中性化試験
※中性化深さの試験は

長さ変化試験
※縮量の試験はJIS A 1129-3 に準拠


●疲労強度
HSモルタルS12製スラブ試験体を用いて曲げ疲労試験を行い、その後、曲げ試験を実施しました。試験荷重(曲げ応力度8.0N/mm2作用) を200万回載荷しましたが、外観に全く変状は見られず、その後の曲げ強度試験においても、初きれつ及び破壊荷重とも、疲労試験を行わない試験体と同程度の値であり、疲労試験による耐力の低下がないことが確認されました。

曲げ疲労試験

曲げ強度試験(破壊時)


●耐摩耗性
標準モルタルの2~3倍の耐摩耗性を有しており、農業水利施設の補修・補強工事に関するマニュアル表面被覆工(パネル工法)の品質規格を大きく満足しています。

標準モルタル20時間経過後

標準モルタル20時間経過後

用途・適用例

種 類 適用製品用途
HSモルタルP07 短期荷重等、繰り返し荷重の作用が少ない製品
HSモルタルP10 短期荷重等、繰り返し荷重の作用が少ない製品
HSモルタルS12 短期耐久性が要求され、繰り返し荷重が作用する製品

埋設型枠(HSモルタルP10)

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